☆畳はデリケート
住まいの中でも、畳はとくにデリケートな扱いが必要です。畳は、い草天然素材だから、荒っぽく扱うとしだいに傷んできます。湿気にも注意しましょう。
直射日光に当て過ぎ、乾き過ぎにも注意。畳は日本家屋の室内で、自然の湿度調節の機能を果たしてきた、すぐれものの素材なのです。
☆畳の手入れの基本はカラぶき
畳は水気をきらう。だから、手入れはカラぶきが原則である。しかし、何かのひどいヨゴレ、目立つヨゴレを取りたい場合には、住居用洗剤をかなり薄めてから、畳の目に沿って固くしぼった布でふく。最後に乾いた布でしっかりカラぶきをする。
☆畳は目にそって掃除が基本
畳はホコリがたまると、ダニの温床になるのでまずは、掃除機を畳の目に沿って、ていねいにかけましょう。
日常の掃除では、ほうきや掃除機、雑巾でのカラぶきもすべて、かならず畳表の目に合わせて道具を当てることが大事。目とは、畳の長方形に対して、横に流れている方向です。畳の目に逆らってほうきや掃除機を当てると、傷みが早くなるで、注意しましょう。
掃除機掛けをまめに行うと、ダニのえさになるホコリやゴミだけでなく、ダニのフンや死骸も吸い取ることができます。
ただし、掃除機掛けだけでは除去できない細かいホコリがあるので、掃除機をかけた後は畳の目に沿ってから拭きをして下さい。
畳は湿気を嫌うので、空拭きが基本です。覚えておきましょう。
もし、から拭きで畳がすっきりしない場合には、固く絞ったタオルがお勧めですが、水を使うよりもお湯の方が汚れが取れ、早く乾燥します。
また、水にお酢を入れ、かたく絞って拭き掃除をするのもよいでしょう。汚れが取れてさっぱりとします。
拭き掃除は天気のよい日に窓を開けて、素早い乾燥を心掛けましょう。
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